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2008年 10月 27日
同じ日に2つ観るのはあまり好きじゃないんだけど、どうしても日程が合わなくて。
ほとんど隣り合わせの劇場だから、便利でよいけどね。 ひとつめはストレートプレイ。 劇団四季「ブラックコメディ」 10/25 Sat 昼公演 四季自由劇場 出演者:荒川務、濱田めぐみ、栗原英雄、ほか 海外のコメディ作品。 主な登場人物は、 結婚間近のへっぽこ芸術家の彼と、お嬢様育ちの彼女。 元軍人の彼女のお父さん。 同じアパートの隣に住むゲイちっくな彼の友人。 同じく上の階に住む酒好きなお年寄り。 彼のもう1人の恋人。 結婚の承諾と立派な芸術家の肩書きが欲しい主人公の彼の小細工が、アパート内の停電騒ぎでとんだ方向に。 暗い中で、部屋に増えていく人たちの関係がぐちゃぐちゃに絡んでいく。 あとから電気屋と大富豪が加わり、最後はまさにブラックなオチがついて幕が降りる。 たしかに話はおもしろかった。 演出もよくできていて、話が進む停電中は舞台が明るくなり、逆に灯りが点いているときは舞台は暗い。 観客を楽しませる構成はとてもいい。 だけど、私にはギリギリの合格点…でした。 四季のストレートプレイは今まで2回観てるけど、なんかね、どこかミュージカルのニオイがしてね。 最初のほうは、そのニオイに慣れるまでなかなか入り込めないんだよねぇ。 1人だけそのニオイのない自然な芝居をするなーと思っていたら、客演の俳優さんで(笑) それでも、濱田めぐちゃんは光ってました! 彼女の歌とダンスが観たい。ついそんなことを思ってしまった。 そういえば、9月に観た三谷さん脚本の喜劇もアパートの一室のどたばた話だったと気づく。 結婚間近の2人も、電気屋も、三角関係も出てきたあたりはなんと一緒。 でもこちらのラストは大笑いandヒューマンタッチ。 違うものとはわかっているけど、同じコメディとして比べてしまった。 四季はミュージカルに限るな。
by pensuke-porosa
| 2008-10-27 23:47
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